NIPT検査を開始しました。 非侵襲的出生前遺伝学的検査(NIPT)とは、お母さんの血液検査 (妊娠10-16週)で、おなかの中の赤ちゃんが染色体疾患をもつ可能性をみるための検査です。 21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミーの3つの染色体異常を持っている可能性が一定の判定基準より高い(陽性)のか低い(陰性)のかを判定する目的の検査です。 【検査費用】 NIPT検査 99,000円 + カウンセリング料(初回5,500円、2回目以降3,300円) (羊水検査などが必要になった場合は、追加費用がかかります。) 【注意事項】 ・ 検査の際はご夫婦でのご来院が必要です。 対象者は以下の方となります。 ・胎児の染色体数的異常に対する不安が解消されない妊婦 ・高年齢の妊婦 ・母体血清マーカー検査で、胎児が染色体数的異常を有する可能性が示唆された妊婦 ・染色体数的異常を有する児を妊娠した既往のある妊婦 ・両親のいずれかが均衡型ロバートソン転座を有していて、胎児が13トリソミーまたは21トリソミーとなる可能性が示唆される妊婦 ・胎児超音波検査で、胎児が染色体数的異常を有する可能性が示唆された妊婦 ・対象疾患の発生頻度によらず、適切な遺伝カウンセリングを実施しても胎児の染色体数的異常に対する不安が解消されない妊婦 お話を詳しく聞きたい方は、NIPT検査の予約を行い外来を受診してください。 文責: 第二協立病院 ARTセンター センター長 小西博巳 お知らせ一覧へ